「おしゃれに生きたいけれど、クローゼットの中はいつもパンパン。」
「服は多いのに、なぜか“今日着たい服”がない。」
そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
私も以前はそうでした。セールのたびに服を買い足し、気づけば似たような服ばかり。
それでも「なんとなく気に入らない」服を捨てられず、タンスの中がどんどんパンパンになっていく──。

そんなとき出会ったのが「ミニマリスト」という考え方でした。
持ち物を減らすことで、本当に大切なものに集中する生き方。
中でも「服」を減らしたことが、私の生活を大きく変えてくれました。
今回は、
- 服をミニマルにすることの効果
- 私の洋服選びの基準
このあたりについてお話していこうと思います。
(家計簿をつけ始めて1年が経過しました。1年で314万円の貯蓄ができていました。これも洋服をミニマルにしたことがとても大きかったと思います)
【前提】もう、これ以上服はいらない

先にも述べた通り、以前の私は洋服まみれの中で生きていました。
アウトレットやショッピングモールでセール品を見つけては買い足し。
毎日違うコーデをすることが当たり前だとすら思っていました。
しかし、現在はそれぞれのシーズンものを5着ずつほどで生活しています。
冷静に考えると、私たちのからだは一つだけ。
そんなにたくさんの服を持っていても、それぞれを着るタイミングには限りがあります。
それよりも、お気に入りのものをたくさん着たほうが、毎日が充実すると思いませんか?
もう、これ以上私たちに服は必要ないのかもしれません。
ミニマリストとおしゃれは両立できる?

「服を減らす=おしゃれを諦める」と思っていませんか?
実は、ミニマリストとおしゃれは完全に両立できます。
むしろ、私は服を減らしてからの方が「おしゃれだね」と言われるようになりました。
この後詳しくその理由を説明していきます。
ちなみにですが,私は今のミニマリストとおしゃれを両立するにあたり、以下の書籍を参考に洋服の選び方を学びました。ご興味あればぜひ♪
|
|
・10着で十分 センス不要で、そこそこおしゃれ (単行本) [ 大山 シュン ]
|
|
この2つは、特に社会人の方におすすめしたいです。
洋服選びの労力を抑えつつ、周りからおしゃれだねと言ってもらえるノウハウが詰まっています。
“自分らしい軸”が明確になる

服が少ないと、選択肢が減る代わりに“自分のスタイル”がはっきりします。
以前は「流行ってるから」「インフルエンサーが着てたから」と、他人の基準で服を選んでいました。
でも今は、「自分が落ち着くか」、「毎日着たいか」という基準で選ぶ。
結果、どの服を着ても“自分らしさ”がブレない。
これこそが、本当の意味でのおしゃれだと思います。
シンプル=洗練

ミニマリストの服は、一見シンプルですが、実は“引き算のおしゃれ”。
黒・白・グレーなどのベーシックカラーで統一することで、
どんなシーンでも清潔感があり、落ち着いた印象になります。
また、シンプルな服ほどシルエットや素材の良し悪しが際立つため、
結果的に上質に見えるのです。
「派手さ」ではなく「整っている印象」。
これが、大人のミニマルファッションの魅力です。
数が少ないから、1着に丁寧になれる

服の数が少ないと、1着1着を大切に扱うようになります。
丁寧に洗濯し、畳み、保管する。
それだけで服が長持ちし、自然と“いい服を着ている人”に見える。
おしゃれはセンスではなく、“服との付き合い方”で決まる。
そう感じるようになりました。
服選びをミニマルにすることの効果
では、服選びにミニマリストの考えを取り入れることで、どのような効果が起こるのでしょうか?
ここからは、私が実感したその効果についてお話していきます。
【何よりもこれ!】とにかくお金がたまる

服を減らす最大のメリットは、当然ながら「お金がたまる」ことです。
以前の私は季節が変わるたびに「新しい服を買わなきゃ」と思い込み、気づけば1月で3~5万円も使っていました。
現在はほとんどの月で洋服代が0円に、多くても5,000円以内に収まっています。
つまり、年間約36万~60万円ほど貯蓄することができています。
更に浮いたお金を貯金や投資に回すことで、
「服を減らす=資産を増やす」という好循環が生まれました。
有効活用できる時間が増える

服を減らすと、服選びに“迷う時間”がなくなります。
以前は「今日はどの服を着よう…」と鏡の前で何度も着替えていましたが、
今では着るものがある程度決まっているので、クローゼットを開けて3秒で決まる。
全ての服が似たトーンで統一されているので、どの組み合わせでも違和感がありません。
朝から“決断疲れ”がなくなることで、
1日のスタートがとても軽くなりました。
部屋も心も整う

服を減らすと、クローゼットの中がスッキリします。
見た目が整うと、不思議と気持ちも整ってくる。
「余計なものを持ちたくない」という感覚が強くなり、
自然と生活全体がミニマルになります。
タンスがスッキリすると、頭の中までクリアになる。
服を減らすことは、心のメンテナンスでもあるのです。
ミニマリストの服選びの基準
では実際に、私がどんな基準で服を選んでいるのか。
ポイントは3つあります。
以下3つに当てはまり、実際私がヘビロテしている無印良品の洋服を紹介します。
私はこちらの白、黒を1枚ずつ保有していて、実際今年の夏はほぼこの2着を着回していました。
|
|
汗をかいてもすぐに乾き、シンプルなデザインで使い勝手がとてもいいので、これからの季節はインナー使いする予定です♪
値段が安く、質が良いこと

私は基本的にユニクロか無印良品で服を選びます。
理由は、「この時代、安くても質の良い服が買えるから」。
わざわざ高いお金を払ってブランド物を揃える必要はありません。
ユニクロのエアリズムや無印のオーガニックコットンシリーズは、
着心地もよく、洗濯にも強い。
価格と品質のバランスが非常に優れています。
つまり、コスパが異常に高い。
“高い服を持つ”より、“良い服を着続ける”。
この考え方が、結果的におしゃれにもつながります。
着心地がストレスフリーであること

次に大切にしていることは、「どんなときも快適でいられるか」。
仕事でも散歩でも、家でリラックスしているときでも、
同じ服でストレスなく過ごせることが理想です。
ユニクロのウルトラストレッチパンツや無印のスウェットなどは、
“着替える手間”を減らしてくれる優秀アイテム。
「服を着る=窮屈になる」ではなく、
「服を着る=快適に動ける」という感覚が、私の中の基準になっています。
基本は黒の無地で統一

私のクローゼットの中は、ほとんど黒の無地です。
黒を選ぶ理由は、どんな組み合わせでも違和感がなく、
何よりも“迷わない”から。
黒は汚れが目立ちにくく、ビジネスにもカジュアルにも対応できる万能カラー。
おしゃれをシンプルに保ちながら、毎日をスムーズにしてくれます。
少し重くなりすぎたと感じたときには、ソックスに白(もしくはそれに近い色)を挟むと良いと思います。(私はあまり気にしませんが笑)
まとめ:服を減らすことは、心を整えること
ミニマリスト=我慢、ではありません。
むしろ、本当に自分に必要なものだけを残すことで、
暮らしも心も豊かになります。
服を減らすと、時間が増え、お金が貯まり、心に余白ができる。
そして、少ない服でも「おしゃれだね」と言われるようになる。
それは、他人の目を意識した“見せるおしゃれ”ではなく、
自分の心が整う“内側からの美しさ”です。
あなたもぜひ、今日から少しずつクローゼットを見直してみてください。
服を減らすことは、あなたの生活の質を一段上げる第一歩になるはずです。

コメント